今までに無いレーシック
超過死亡者数は危険性の最も高いいくつかの疾患群に分布している。
死亡者の最大群、約四○パーセントが心臓血管系疾患を死因とし、ついで二五パーセントが肺疾患、残りはその他様々な死因による。
年齢別分布をみると、五パーセントが六十歳以下、五Oパーセントが六十から七十九歳まで、二五パーセントが八十歳以上となっている。
これらの結果から主な《リスクグループ〉が事実上明らかとなった。
このように、インフルエンザは直接死因にもなりうるし、また死因となるほかの疾患を引き起こすことによって間接的死因にもなりうるのである。
その必然的結果として、インフルエンザを直接死因とする者の数は、間接的死因という要因で補正しなければ、極端に過小評価されることになる。
経済的損失、インフルエンザの流行がもたらす結果は医療の分野にとどまらず、広く経済の分野にまで及ぶ。
それは死亡率が僅端に高いためである。
インフルエンザの流行中に人口集団の中で感染する人の割合は非常に高く、既知の疾病の中ではとび抜けた記録をもっている。
われわれはひとつの町やひとつの地域の集団全体の過半数が感染するような数々の流行を経験している。
最近十年間にわれわれが経験した《普通の〉流行では集団全体の一五から三Oパーセントが感染したが、これが世界的大流行であればもっと多数の人びとが感染したであろう。
インフルエンザのほとんどが穏和なものであったのはまったく幸運だったと言、うしかない。
もし悪性のものだったら、数回の流行で人類を破滅に追いやったかもしれないのである。
この高い催患率は密閉された条件下では最も効率的な空気感染がその原因になっているが、このような環境条件はおそらく現代の都市生活の諸条件が助長しているものなのである。
多数の患者が発生すると、その治療に要する費用は、たとえ大多数の症例について妥当なものであっても、総計では多額なものになる。
フランス人の三Oパーセントが冬期のインフルエンザに権って、ひとり当たり総額一00フランを種々の医薬品購入のために使うとすれば医師の診察を、つけて処方築を書いてもらう費用を除外してもそれだけで総額二ハ億フランに達する。
これがいわゆる固有の医療費ということになるが、それ以外にも仕事の中断によって個人や企業や社会保障や国家に与える損害額がつけ加わる。
したがって、インフルエンザは単に医療上の禍であるだけでなく、経済上の災害でもあるということになる。
全世界の医療費に与える影響は大きな流行のあるたびごとに目立って大きくなる。
一九八九年から九○年にかけてフランスで発生した流行に要した費用を机上計算してみると以下のような額になる。
このように温和なタイプのインフルエンザひとつをとってみても、その収支決算書が重くのしかかってくることになる。
ウイルスの不均一性、インフルエンザの疫学で最も複雑な問題は、流行と流行の問に生じるウイルスの変異と不変性の問題である。
この問題に対する解答はまだ部分的にしか得られていないが、それでも流行という出来事に対するわれわれの理解は少しばかり深まりはじめている。
経済上の災害でもあるということになる。
全世界の医療費に与える影響は大きな流行のあるたびごとに目立って大きくなる。
一九八九年から九○年にかけてフランスで発生した流行に要した費用を机上計算してみると以下のような額になる。
インフルエンザ・ウイルスのいくつかの遺伝子は、真核細胞の遺伝子のウイルスの変異速度はそれよりも小さく、ウイルスC型一○○万倍の頻度で変異する。
しかし、インフルエンザはもっと小さい。
ウイルスが最も変異しやすいウイルスなのでプ)はインフルエンザ・ウイルスのさらにを与える変異で、これによって不連続剤への感受性、病原力などに関するウイルスの性質がる程度の不均一性をもつことを示している。
変異株集団が混在するものであることが明らかとなった。
それは抗原性に関する変異株だったり、吸着に関する変異株だったり、また時には違う亙型のウイルス株だったりしたのである。
しかしこれらの方法を用いたとしても、点ですでに均ったり混った患者の体内で増殖患者に感染した時に不一だのか(合感染だのか)、中か、または分離培養のときに変異が生じた結果として不均なったのかを知ることはいずれにせよ、点変異が始終起こりつづけること、潜在要因部分免疫、特異性など)が現にわれわれが目にしているあらゆる変化に関係していることは明らかである。
同じ説明は、ウイルスの毒力に代表されるより重要な変化の諸要因を考えるときにも適用できるが、同時に淘汰の諸要因も考慮してみる必要があるウイルスの変異、ウイルスにふたつの化が起こり赤血球凝集素の抗原構造に微細な変化が生じる〈連続〉変異と、同じタイプのウイルスでありながらに関しては先行するウイルスと大幅に異なったものが出現してくる〈不連続〉変異のふたつがそれである。
これらの変化が絶え間なく生じることによって、インフルエンザ・ウイルスは免疫防御系から逃れることができるわけであるし、またインフルエンザが容易にかつ迅速に世界中に拡がることを説明できる。
それはまた、インフルエンザ・ウイルスが違えば同一の人間が何度でもインフルエンザに穣りうることの理由となっている。
連続変異抗原の微妙な変異は特異的な対照血清を用いれば容易に確認できる。
このタイプの変異はウイルス表面の糖たんぱく質の特定の部分(とくに赤血球凝集素)で高率に生じる。
この〈連続〉変異は表面たんぱく質をコードしているヌクレオチドの配列を分析することによっても見出すことができる。
現在、〈分子疫学〉の概念は、疫学の現象を予想するために分子構造を徹底的に調査して記載する方法として用いられている。
連続変異の生じたウイルスは集団免疫の影響を受けにくい。
これらの変化は目立たない程度にゆっくりと進行する。
それは微少な変異に過ぎないが、それでもいくつかの変異が蓄積するとウイルスの抗原特異性に変化が生じ、先行していたウイルス株に対して確立されていた免疫力から逃れることができる。
このようにして新しい変異株は集団免疫の作用を免れて淘汰されることになる。
不連続変異、もうひとつのタイプの変異はもっと完全で激しいものである。
ここで言う不連続とは赤血球凝集素の根本的な変化であって、連続変異のように数個のアミノ酸の違いが現われるなどという生やさしいものではなく、免疫学的性質がまったく異なった別のウイルスにそっくりとって代わることである。
こうなると、前から存変化が絶え間なく生じることによって、インフルエンザ・ウイルスは免疫防御系から逃れることができるわけであるし、またインフルエンザが容易にかつ迅速に世界中に拡がることを説明できる。
それはまた、インフルエンザ・ウイルスが違えば同一の人間が何度でもインフルエンザに穣りうることの理由となっている。
組み換え、インフルエンザ・ウイルスの遺伝子が分節化していることは組み換えもっと正確に言えば新しい遺伝的マヵーが異なる血清型をもってはいても、大きく見れば同じタイプ(例えばA型)に属する株のウイルスを動物または培養細胞に同時に接種すると、混合感染が起こることによって二株の親に由来する因子をもった仔ウイルスが生まれてくる。
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